書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Mango Jelly-induced Anaphylaxis
- 症例 マンゴーゼリーによるアナフィラキシーの1例
- ショウレイ マンゴーゼリー ニ ヨル アナフィラキシー ノ 1レイ
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説明
<p> マンゴーはウルシ科の植物でアレルギー性接触皮膚炎の原因果物としてよく知られているが, 蕁麻疹やアナフィラキシーをきたすことはまれである。今回, 市販のマンゴーゼリーを摂取後にアナフィラキシーを発症した1例を経験したので報告する。患者は43歳, 女性。初診の6~7年前に初めて誘因不明のアナフィラキシーを発症し, その後, 年に1~2回の頻度で繰り返していた。2014年7月, マンゴーゼリーを摂取し布団の片付けを行った。40分後に咳嗽と呼吸困難が出現し, さらに顔面, 頚部と手足に瘙痒感と紅斑が出現した。プリックテストは, マンゴーゼリー3+, 生のマンゴー3+, 生ゴボウ2+で陽性だった。マンゴー特異的IgEはクラス1だが, ヨモギがクラス4だった。原因アレルゲンコンポーネントは未確定だが, 耐熱性の成分と推測した。摂取後に肉体労働を行っており, 運動誘発性の可能性も考えられた。</p>
収録刊行物
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- 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌
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日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌 11 (2), 144-148, 2017
一般社団法人 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680264750976
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- NII論文ID
- 130006899997
- 40021204083
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- NII書誌ID
- AA12292226
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- ISSN
- 21897085
- 18820123
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- NDL書誌ID
- 028198323
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可