原子力事業者広報担当のマスメディア対応にみる平常時広報における認知分析

書誌事項

タイトル別名
  • COGNITION ANALYSIS OF THE NUCLEAR ENERGY INDUSTRY PUBLIC RELATIONS STAFF WITH REGARDS TO THEIR ACTIVITIES TOWARD THE MASS MEDIA DURING ORDINARY TIMES
  • ゲンシリョク ジギョウシャ コウホウ タントウ ノ マス メディア タイオウ ニ ミル ヘイジョウジ コウホウ ニ オケル ニンチ ブンセキ

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抄録

原子力事業者の広報担当はマスメディアとの接点となり,記者へ原子力に関わる様々な情報を伝えている.広報担当とマスメディアとの日常的なコミュニケーションを中心とする平常時広報に注目し,広報担当の認知を23名へインタビューすることにより明らかにした.その結果を既に調査報告のあるマスメディアの原子力や原子力事業者に対する認知と比較した.広報担当者はプレス発表の機会も含め記者と継続的にコンタクトを図ることで記者の意識を理解するようになり,マスメディアへの情報伝達は改善がみられてきたことが分かった.平時におけるリスク認知の観点から,事業者がマスメディアに対して行う平常時広報での活動成果や課題の提示は,他の産業へも展開できる知見となろう.

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