学習における個と集団のとらえ方と人間形成の課題

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タイトル別名
  • How to Grasp Individuals and Groups in Learning and Issues of Human Formation
  • ガクシュウ ニ オケル コ ト シュウダン ノ トラエ カタ ト ニンゲン ケイセイ ノ カダイ

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抄録

<p> 本稿では学習における個と集団のとらえ方について学習の評価と方法に焦点をあてた分析を行い、これまでの学習において、個と集団は「一般的なものから個別的なものへ」という方向性で抽象的に把握され、人間形成の問題として強く受動性が助長されることを明らかにした。それを踏まえて、能動性を抑制せず過度に受動性を助長しない、人間形成に資する学習における個と集団のとらえ方と個別的で「具体的な経験」の重要性について考察した。</p>

収録刊行物

  • 教育学研究

    教育学研究 84 (4), 434-445, 2017

    一般社団法人 日本教育学会

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