イヌ・ネコにおける各種オメガ3脂肪酸含有量の異なるフードの給与試験

DOI
  • 帰山 世理
    日本農産工業株式会社ライフテック部研究開発センター
  • 野口 洋子
    ペットライン株式会社
  • 塚田 桂太
    日本農産工業株式会社ライフテック部研究開発センター
  • 大石 亮
    日本農産工業株式会社ライフテック部研究開発センター
  • 東 玲利
    日本農産工業株式会社ライフテック部研究開発センター
  • 金子 政弘
    日本農産工業株式会社ライフテック部研究開発センター

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抄録

エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)などのオメガ3脂肪酸は動物の健康にとって有益な機能性を有する。本研究では各種オメガ3脂肪酸含有量が異なる3種類のフードをイヌおよびネコに給与し、血中オメガ3脂肪酸濃度への影響について検討した。その結果、以下のことが示された。<br>●フード中のオメガ3脂肪酸含有量が血中オメガ3脂肪酸濃度に反映される傾向が示された。<br>●生体内でEPAへの変換が期待されたフード中のα-リノレン酸は、血中α-リノレン酸濃度を上昇させたが、一方で血中EPA濃度への影響が小さいことが明らかとなった。

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