イヌ・ネコにおける各種オメガ3脂肪酸含有量の異なるフードの給与試験
この論文をさがす
抄録
エイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)などのオメガ3脂肪酸は動物の健康にとって有益な機能性を有する。本研究では各種オメガ3脂肪酸含有量が異なる3種類のフードをイヌおよびネコに給与し、血中オメガ3脂肪酸濃度への影響について検討した。その結果、以下のことが示された。<br>●フード中のオメガ3脂肪酸含有量が血中オメガ3脂肪酸濃度に反映される傾向が示された。<br>●生体内でEPAへの変換が期待されたフード中のα-リノレン酸は、血中α-リノレン酸濃度を上昇させたが、一方で血中EPA濃度への影響が小さいことが明らかとなった。
収録刊行物
-
- ペット栄養学会誌
-
ペット栄養学会誌 18 (Suppl), suppl_21-suppl_22, 2015
日本ペット栄養学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680269740672
-
- NII論文ID
- 130005144428
-
- ISSN
- 21857601
- 13443763
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可