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- 森兼 啓太
- 山形大学医学部附属病院検査部・感染制御部
書誌事項
- タイトル別名
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- Healthcare-Associated Infections Surveillance System in the United States: Past, Present and Future
- アメリカ ノ イリョウ カンレン カンセン サーベイランス システム : ゲンザイ ・ カコ ・ ミライ
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説明
1970年代,アメリカ疾病対策予防センターによって構築された医療関連感染サーベイランスシステムであるNNIS(national nosocomial infections surveillance)システムは,様々な試行錯誤を繰り返しながら,やがて安定したサーベイランスシステムとして運用されるようになった.NNISは2006年に発展的に解消し,NHSN(national healthcare safety network)が発足した.NHSNは新たなサーベイランス要素を加え,参加施設数も大幅に増加して膨大なサイズのデータベースとなった.その一方で,判定基準の頻繁な変更,医療関連感染の公的報告制度の影響とみられる低すぎる感染率などの問題をかかえている.日本のサーベイランスの進むべき方向性を考える上で,世界最大のサーベイランスシステムであるNNIS・NHSNの歩んできた道を概観した.<br>
収録刊行物
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- 日本環境感染学会誌
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日本環境感染学会誌 31 (3), 141-150, 2016
一般社団法人 日本環境感染学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680274108800
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- NII論文ID
- 130005169865
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- NII書誌ID
- AA12313188
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- ISSN
- 18832407
- 1882532X
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- NDL書誌ID
- 027436440
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可