対側椎骨動脈低形成を伴うPICA-involved typeの破裂椎骨動脈解離性動脈瘤の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Successful stent-assisted coil embolization of a ruptured vertebral artery dissecting aneurysm with the Enterprise VRD: case report
  • 症例報告 対側椎骨動脈低形成を伴うPICA-involved typeの破裂椎骨動脈解離性動脈瘤の1例 : Enterprise VRDを用いたステント支援下コイル塞栓術の有用性
  • ショウレイ ホウコク タイガワ ツイコツ ドウミャク テイケイセイ オ トモナウ PICA-involved type ノ ハレツ ツイコツ ドウミャク カイリセイ ドウミャクリュウ ノ 1レイ : Enterprise VRD オ モチイタ ステント シエン カ コイル ソクセンジュツ ノ ユウヨウセイ
  • ─Enterprise VRDを用いたステント支援下コイル塞栓術の有用性─

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説明

【目的】対側椎骨動脈(vertebral artery;VA)が低形成の後下小脳動脈(posterior inferior cerebellar artery;PICA)-involved typeの破裂椎骨動脈解離性動脈瘤(ruptured vertebral artery dissecting aneurysm;rVADA)に対し,Enterprise vascular reconstruction device(Enterprise VRD; Codman Neuroendovascular, Johnson&Johnson, Miami, FL, USA)を用いて治療し良好な結果を得たので報告する.【症例】77歳男性.くも膜下出血を発症し,対側VAの低形成を伴うPICA-involved typeのrVADAを認めた.左後頭動脈(occipital artery;OA)-PICAバイパス術を施行したのち母血管を温存すべくEnterprise VRDを用いたコイル塞栓術を行った.【結論】対側VAが低形成のPICA-involved typeのrVADAに対するEnterprise VRDを用いたステント支援下コイル塞栓術は有効である.

収録刊行物

  • 脳神経血管内治療

    脳神経血管内治療 7 (3), 192-196, 2013

    一般社団法人 日本脳神経血管内治療学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (11)*注記

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