Prosthodontic Treatment in Aged Society: Suggestion from a Dental Hygienist

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  • 超高齢社会における歯科補綴治療:歯科衛生士からの提案
  • チョウコウレイ シャカイ ニ オケル シカ ホテツ チリョウ : シカ エイセイシ カラ ノ テイアン

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Abstract

高齢者における歯科補綴治療のアウトカムは,食べる機能の回復と栄養状態の維持・改善が重要な指標になると考える.しかし,このアウトカムを得るには従来型の「診療室で義歯を完成させて終わり」とは異なるアプローチが不可欠である.すなわち,歯科衛生士は,全身状態の低下や口腔のセルフケア困難により悪化した口腔内環境を管理するのみならず,患者・利用者のそばに出向き,多職種と連携しながら,義歯を使い続けられる口を創り・護る役割を担うことができる.さらに,多職種連携を通じて歯科診療室と地域をつなぐ役割を果たすことも可能であると考える.

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