書誌事項
- タイトル別名
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- PRE-AND POSTOPERATIVE PULMONARY FUNCTION OF THE VENTRICULAR SEPTAL DEFECT WITH THE ADVANCED PULMONARY HYPERTENSION
- コウド ハイ コウケツアツショウ オ トモナウ シンシツ チュウカク ケッソン
- EVOLUATION OF THE DYNAMIC SPROGRAM
- 特に換気力学的面における検討
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抄録
患者は21歳の男子.生下時より心疾患を指摘されてはいるが,特に日常生活には支障はなく過していた.会社の健康診断時に心室中隔欠損症を指摘され,当院内科入院.心カテーテル検査にてVSD+PHと診断され,手術の目的にて外科に転科する.胸部X線像にてCTR 58%,心電図では両室肥大を呈している.心カテーテル検査で,肺動脈圧は113/25mmHgと高度肺高血圧を示しており,肺/体圧比は1.0,肺/体血流比は4.875であるが,右→左シャントはなく,肺/体抵抗比は0.12と低値を示していた.換気力学的肺機能検査では, %VC及びFEV1.0%では正常であるが, Flow Volume, Closing Volumeより算出した.V50は2.59,V25は2.12,V50/V25は1.22, %CV/VCは25.7%とsmall airwayの障害が認められた.手術により,肺動脈圧は術後4週間目の心カテーテル検査にて45/12 (26)mmHgと著しく軽減していた.又経時的に行った換気力学的肺機能検査によっても, PFの増加と共に,V50は術後1週間目3.93, 4週間目には5.20と増加し,V50/V25は1.87, 2.44と正常値を示した.又術前25.7%もあった%CV/VCは術後4週間目には消失しており,換気力学的にみても肺動脈圧の軽減と共に,いわゆるsmall airwayの障害も改善されており,手術により肺機能も改善出来たものと考えている.<br>我々は先天性,後天性心疾患を換気力学的な面から,その術前,術後を検討しており,肺血管に器質的な変化が生じていなければ,術前にみられるsmall airwayの障害も手術により十分改善する症例があることを認めており,術後のfollow upに換気力学的検査も血行動態と共に重要視していきたいと考えている.
収録刊行物
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- 日本臨床外科医学会雑誌
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日本臨床外科医学会雑誌 39 (6), 960-964, 1978
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680284230016
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- NII論文ID
- 130003431207
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- NII書誌ID
- AN00198696
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- ISSN
- 21892075
- 03869776
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- NDL書誌ID
- 2075085
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可