都市間交通施設整備がもたらす便益と地価変動

  • 肥田野 登
    社団法人 土木学会 東京工業大学 工学部社会工学科
  • 林山 泰久
    社団法人 土木学会 東京工業大学大学院 社会工学専攻
  • 山村 能郎
    社団法人 土木学会 東京工業大学大学院 社会開発工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • The Measuring the Benefits of Interregional Transportation Improvement Projects
  • トシカン コウツウ シセツ セイビ ガ モタラス ベンエキ ト チカ ヘンドウ
  • A Hedonic Approach

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説明

本研究は, 都市間交通施設整備がもたらす社会的便益を計測する方法を開発することを目的として, 第1に企業行動を内生化した簡便な二地域一般均衡モデルを作成し, 数値解析によりプロジェクトの規模および影響を受ける地域の相対的面積比を変化させ, クロスセクションでのキャピタリゼーション仮説の有効性を明らかにした. その結果を踏まえて, 第2に都市間交通施設整備がもたらす効果計測が可能な広域的地価関数の推定を行い, 東北新幹線の整備効果を資産価値法により計測した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1992 (449), 67-76, 1992-07-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (7)*注記

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参考文献 (12)*注記

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