書誌事項
- タイトル別名
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- CHANGE IN DYNAMIC CHARACTERISTICS AND MICROSCOPIC STRUCTURE OF FIBER-REINFORCED CONCRETE SUBJECTED TO FREEZING AND THAWING
- トウケツ ユウカイ サヨウ オ ウケタ センイ ホキョウ コンクリート ノ リ
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説明
繊維補強コンクリートの凍結融解作用による劣化のメカニズムを解明するために, (1) 相対動弾性係数の測定, (2) 剛性載荷曲げ強度試験, (3) 細孔径分布の測定, (4) 電子顕微鏡による観察を行った. その結果, 以下のことが明らかとなった.<br>ガラス, アラミドおよびビニロン繊維補強コンクリートでは, 凍結融解作用によりマトリックスコンクリート中にひびわれが発生し, 剛性低下を生じる. しかし, 繊維がそのひびわれの橋渡しとなることにより, 曲げ強度はあまり低下しない. 一方, 鋼繊維補強コンクリートは, 凍結融解作用によるマトリックスのひびわれ発生は少なく, 曲げ強度や剛性の低下も殆どない.
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 1996 (538), 27-35, 1996-05-20
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680284932352
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- NII論文ID
- 10001791444
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- NII書誌ID
- AN10014020
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- ISSN
- 18827187
- 02897806
- http://id.crossref.org/issn/02897806
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- NDL書誌ID
- 3975013
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可