常時微動の水平動と上下動のスペクトル比を用いる地盤周期推定方法の改良と適用

  • 大町 達夫
    社団法人 土木学会 東京工業大学総合理工学研究科
  • 紺野 克昭
    社団法人 土木学会 東京工業大学総合理工学研究科
  • 遠藤 達哉
    社団法人 土木学会 北海道開発庁 東京工業大学大学院
  • 年縄 巧
    社団法人 土木学会 東京工業大学総合理工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • REFINEMENT AND APPLICATION OF AN ESTIMATION PROCEDURE FOR SITE NATURAL PERIODS USING MICROTREMOR
  • ジョウジ ビドウ ノ スイヘイドウ ト ジョウゲドウ ノ スペクトルヒ オ

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抄録

常時微動にレイリー波が多く含まれていることを前提に, 微動の水平動と上下動の振幅比を用いて地盤の卓越周期を推定する上で障害となっていた幾つかの問題点を理論的に解明するとともに, 常時微動と表面波との関連性を明らかにした. それに基づいて多層地盤の卓越周期の簡便な推定手順を具体的に提案した. 最後に, 東京都区内の全中学校を測定点とする常時微動を実測した結果を用いて東京都区部の周期マッピングを行い, 既往のマップと比較して提案の実用性を実証した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1994 (489), 251-260, 1994-04-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (33)*注記

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参考文献 (3)*注記

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