書誌事項
- タイトル別名
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- FATIGUE OF CABLE ANCHORAGE OF LARGE CABLE STAYED BRIDGE
- ダイキボ シャチョウキョウ ケーブル テイチャク コウゾウ ノ ヒロウ
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説明
斜張橋のケーブル定着構造には, 設計方法, 製作方法, 疲労に対する安全性などを考慮する必要がある. 本検討では, 鋼斜張橋ケーブル定着部として, 箱形状の定着部を主桁ウェブに取り付けた, 2つの構造形式を取り上げ設計方法を検討し, 実寸大の試験体を用いて製作方法を確認し, 大型疲労試験を行った. また, 試験体の応力状態を実橋と比較するため, 両者のFEM解析も行った. 両形式とも所定の品質, 精度が確保でき製作可能な構造であることを確認した. 疲労試験では主に, ケーブルソケットが直接あたる支圧板の溶接部に亀裂が生じた. これらの亀裂は支圧板の板曲げを原因とするもので, 支圧板周辺部の詳細構造を若干変更することで解決でき, 両形式とも十分な疲労強度を有していることが解った.
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 1995 (525), 319-330, 1995-10-21
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680285364992
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- NII論文ID
- 10001629910
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- NII書誌ID
- AN10014020
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- ISSN
- 18827187
- 02897806
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- NDL書誌ID
- 3637398
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可