書誌事項
- タイトル別名
-
- DEFORMATION CHARACTERISTICS OF SLAG BASE-COURSE MATERIAL CONTAINING FLY ASH PELLET
この論文をさがす
抄録
石炭灰を排煙脱硫石膏とセメントで固形化し粉砕・粒度調整したもの (フライアッシュペレット), 製鋼スラグ, 高炉スラグを混合した複合スラグ路盤材料 (複合スラグBと称する) の復元及び残留変形特性を, 室内繰返し三軸圧縮試験によって調べた. その結果, 1) 複合スラグBの復元変形係数は, 軸差応力の増加とともに減少し一定値に収束し, また平均主応力の増加とともに増加すること, 2) 復元ポアソン比は, 応力比の増加とともに増加すること, 3) 残留軸ひずみは, 繰返し載荷回数とともに増加するが, 特に載荷初期に急増しその後漸増すること等が明らかになった. さらに, 従来の複合スラグよりは劣るものの, 標準的な水硬性粒度調整高炉スラグ (HMS) よりは優れた変形特性であることが示唆されている.
収録刊行物
-
- 土木学会論文集
-
土木学会論文集 2000 (641), 269-275, 2000-02-20
公益社団法人 土木学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680285449088
-
- NII論文ID
- 10004541767
-
- NII書誌ID
- AN10014020
-
- ISSN
- 18827187
- 02897806
-
- NDL書誌ID
- 5292827
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可