初期不整の関数で表した連成座屈強度公式の実験データによる検証

  • 織田 博孝
    社団法人 土木学会 瀧上工業 (株) 設計部 名古屋大学大学院 工学研究科 博士課程 (後期課程)
  • 長谷川 雄一
    社団法人 土木学会 NKK シビルエンジニアリング部
  • 宇佐美 勉
    社団法人 土木学会 名古屋大学 大学院工学研究科土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENTAL RE-EXAMINATION OF COUPLED BUCKLING STRENGTH FORMULA EXPRESSED AS FUNCTION OF INITIAL IMPERFECTIONS
  • ショキ フセイ ノ カンスウ デ アラワシタ レンセイ ザクツ キョウド コウ

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抄録

この研究では, Q-factor 法に基づく, 柱の全体座屈と局部座屈の連成座屈強度公式を実験データにより再検証する. このために, まずQ-factor 法で用いる柱強度式と板要素の強度式を, 初期不整 (初期たわみと残留応力) の関数として表す. 次に, 他の研究で示された実験強度を, 個々の試験体の初期不整を考慮して推定し, Q-factor 法の精度を精密に調べる. この結果, およそ10%の誤差で実験強度を推定することができ, 高い精度を有することが明らかになった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1996 (543), 31-40, 1996-07-21

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (32)*注記

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