北陸新幹線秋間トンネルの調査解析に基づく掘削覆工併進工法の覆工設計手法に関する研究

  • 峯本 守
    社団法人 土木学会 日本鉄道建設公団
  • 鬼頭 誠
    社団法人 土木学会 日本鉄道建設公団設計技術室
  • 田代 美樹男
    社団法人 土木学会 日本鉄道建設公団北陸新幹線建設局
  • 梶原 雄三
    社団法人 土木学会 日本鉄道建設公団設計技術室

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON THE DESIGN METHOD OF THE EXTRUDED CONCRETE LINING METHOD BASED ON THE INVESTIGATION AND ITS ANALYSIS IN AKIMA TUNNEL OF HOKURIKU SHINKANSEN

抄録

本研究は, 北陸新幹線秋間トンネルに我が国で初めて採用された掘削覆工併進工法の現場試験結果について述べ, 覆工設計において重要となる若材齢時の覆工コンクリートの特性値および地圧について検討した. すなわち, コンクリートの積算温度から, 型枠脱型時点のコンクリート強度およびヤング係数を随時求められる方法を提案し, さらに, 岩石クリープ試験から求められる近似曲線を基にした応力解放率の算定方法を提案した. また円環供試体載荷実験等から, 断面の圧縮領域を50%以上とする制限値による耐力算定方法を提案し, これらの新しい設計手法を限界状態設計法としてまとめた.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1995 (510), 175-192, 1995-03-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (1)*注記

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