セメント中の水溶性アルカリ量

  • 河合 研至
    社団法人 土木学会 広島大学 工学部第四類
  • 小林 一輔
    社団法人 土木学会 千葉工業大学 工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • WATER-SOLUBLE ALKALI CONTENT IN CEMENT
  • セメントチュウ ノ スイヨウセイ アルカリリョウ

この論文をさがす

説明

現在, セメント中のアルカリ量として, 主にJIS R 5202で規定されている酸溶性アルカリ量が利用されているが, アルカリ骨材反応などのコンクリートに化学的劣化作用を及ぼすアルカリは, 細孔溶液中のアルカリすなわち水溶性アルカリであると考えられる. 本論文は, セメント中の酸溶性アルカリ量と水溶性アルカリ量との相関性は薄いこと, アルカリ骨材反応の促進試験等においては, 水溶性アルカリ量を把握しておく必要のあることを指摘するものである.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1991 (433), 35-39, 1991-08-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (2)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ