床版上面増厚工法に関する超速硬SFコンクリート付着強度発現機構に関する研究

  • 樅山 好幸
    社団法人土木学会 日本道路公団名古屋管理局技術部
  • 大友 弘志
    日本道路公団東京第一管理局横浜管理事務所
  • 半田 実
    電気化学工業株式会社青海工場セメント・特混研究所研究部
  • 五味 秀明
    社団法人土木学会 電気化学工業株式会社特混技術課

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON BOND MECHANISM OF STEEL FIBER REINFORCED ULTRA RAPID HARDENING CONCRETE APPLIED TO CONCRETE OVERLAY

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説明

本研究は, 上面増厚工法用鋼繊維補強超速硬コンクリート (以下, 超速硬SFコンクリートと記す) の下地コンクリートとの付着特性を明らかにするために行った. その結果, 超速硬SFコンクリートの付着強度は, 下地コンクリートの品質の影響を受け, 下地コンクリートの圧縮強度が高ければ高いほど付着強度は高くなるとともに, スランプの経時変化に伴い付着強度は低下することが判明した. これには, 超速硬セメントのエトリンガイトの生成時期および量が影響していることが明らかになった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1996 (540), 241-250, 1996-06-20

    公益社団法人 土木学会

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