卸売企業の販売行動と貨物流動の関係分析

  • 石黒 一彦
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院情報科学研究科
  • 稲村 肇
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院情報科学研究科
  • 徳永 幸之
    社団法人 土木学会 東北大学 大学院情報科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • AN ANALYSIS OF WHOLESALERS' ACTIVITY AND THEIR HISTORICAL TREND IN JAPAN
  • オロシウリ キギョウ ノ ハンバイ コウドウ ト カモツ リュウドウ ノ カン

この論文をさがす

説明

交通量予測のための将来の物流量の把握・予測, また交通問題解決のための物流の合理化が現在大きな課題となっている. 生産から消費に至る物流においてその中心にいるのは卸売業であるにもかかわらず, 従来その卸売物流の実態についてはほとんど解明されていない. そこで本研究では地域間の卸売物流の階層構造, 最近10年間での卸売業の集積の変化と更にその変化の著しい品目についての変化理由をそれぞれ物流の観点で考察した. その結果, 品目別の卸売業の都道府県単位での地域間階層構造, 商物分離, 消費地への立地指向, 食料品における小売業の成長をそれぞれ物流ベースから明らかにできた.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1998 (583), 13-22, 1998-01-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (35)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ