桁間衝突現象のモデル化に関する一考察

  • 梶田 幸秀
    社団法人 土木学会 防衛大学校 土木工学科
  • 西本 安志
    社団法人 土木学会 防衛大学校理工学研究科
  • 石川 信隆
    社団法人 土木学会 防衛大学校 土木工学科
  • 香月 智
    社団法人 土木学会 防衛大学校 土木工学科
  • 渡邊 英一
    社団法人 土木学会 京都大学大学院 土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • ASSESSMENT ON MODELING OF POUNDING BEHAVIOR IN GIRDERS OF ELEVATED BRIDGES

抄録

本研究は, 高架橋などの桁間衝突時における運動エネルギーの損失や衝突力に関する基礎的知見を得るためにH型鋼供試体の衝突実験を行い, 供試体に発生する衝突力や衝突前後の運動エネルギーの損失およびゴム緩衝材の緩衝効果について検討したものである. 実験では, 質量52.2 (kg) のH型鋼供試体を2体用い, 相対速度1.0 (m/s)~3.0 (m/s) で互いに衝突させ, 供試体に発生する衝突力をひずみ計測により, また運動エネルギーは供試体の移動変位を時間微分して算定した速度により評価した. さらに実験結果を線形の衝突バネを用いたバネー質点系モデルによる解析結果と比較し, 桁間衝突解析におけるバネー質点系モデルの適用性と問題点について検討している.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2000 (661), 251-264, 2000-10-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (4)*注記

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