測定誤差から見たFWDセンサーの最適配置に関する検討

  • 亀山 修一
    社団法人土木学会 北海道工業大学工学部土木工学科
  • 松井 邦人
    社団法人土木学会 東京電機大学理工学部建設工学科
  • 笠原 篤
    社団法人土木学会 北海道工業大学工学部土木工学科
  • 姫野 賢治
    社団法人土木学会 中央大学理工学部土木工学科
  • 丸山 暉彦
    社団法人土木学会 長岡技術科学大学建設系

書誌事項

タイトル別名
  • OPTIMAL SENSOR LOCATIONS FOR FWD TEST IN VIEW OF MEASUREMENT ERRORS
  • ソクテイ ゴサ カラ ミタ FWD センサー ノ サイテキ ハイチ ニ カンス

この論文をさがす

抄録

FWD測定によって得られる舗装の表面たわみから逆解析によって舗装構成層の弾性係数を推定する場合, 得られる逆解析弾性係数は測定たわみに含まれる誤差の影響を受ける. 本研究では, 測定誤差が逆解析弾性係数に及ぼす影響度を計算し, 測定誤差の影響が最小となるたわみの測定位置 (最適たわみ測定位置) を遺伝的アルゴリズムによって求めた. 得られたたわみ測定位置の妥当性を検証するために, モンテカルロシミュレーションを用いて逆解析を行った. その結果, たわみの測定位置を適切に選択することにより, 推定される逆解析弾性係数の標準偏差が大きく減少することが分かった. また, 各舗装構成層の弾性係数が変動したとき, 最適たわみ測定位置がどのように変化するのかについても検討した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1997 (564), 233-242, 1997-05-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (19)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ