住宅建築システムの変化と木材流通 : 流域ネットワーク論の視点から(統一テーマ:90年代における林業生産構造の変化と木材流通問題,1996年秋季大会論文)

書誌事項

タイトル別名
  • The Changes of The Housing Industry and Lumber Distribution : On a Viewpoint of The Zone Networking(Papers of the Symposium in November, 1996)
  • 住宅建築システムの変化と木材流通--流域ネットワーク論の視点から
  • ジュウタク ケンチク システム ノ ヘンカ ト モクザイ リュウツウ リュウイ

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説明

阪神・淡路大震災以後,木造住宅への信頼性を巡って議論が展開する一方,流通市場ではスギ柱角を始め,懸念された製品の取引が大きく落ち込み,市場関係者および林業産地側を動揺させた。こうした短期的な市場変動よりも,その背後で生じている長期的で構造的な変化にこそ着目すべきである。従来,国産材・「外材」を問わず住宅部材の流通の多くは最終段階を「在来工法」住宅の建築に結んでいた。今や住宅工法の多様化の中で「在来工法」の後退が顕著である。新しい地域間ネットワークへの模索が始まっている。

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