農山村地域における多様な主体の協働による市町村交通サービスの在り方 : 岩手県雫石町「あねっこバス」を事例として

書誌事項

タイトル別名
  • The State of Rural Transport Services Organized on the Basis of the Collaboration of Various Bodies in Rural Mountain Village Regions : Case Study of Shizukuishi Town in Iwate Prefecture
  • 山村地域における多様な主体の協働による市町村交通サービスの在り方-岩手県雫石町「あねっこバス」を事例として-
  • ノウサンソン チイキ ニ オケル タヨウナ シュタイ ノ キョウドウ ニ ヨル シチョウソン コウツウ サービス ノ アリカタ イワテケン シズクイシマチ アネッコ バス オ ジレイ ト シテ

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説明

近年,モータリゼーションの進展により,不採算バス路線の廃止が増加傾向にあり,移動制約者の生活の足確保の観点から,地域の実情に精通する市町村等の基礎的自治体は地域住民を始めとした多様な主体との協働により,地域公共交通ガバナンスを構築することが求められでいる。バスの計画段階においてはバスのコンセプトを策定し自治体の施策へ位置づけると共に,住民の意向を十分反映させなければならない。これらには,学識者等の専門家の協力が必要不可欠である。バス運行の際,自治体行政はNPO法人や事業者と役割を分担することで,効率的且つ利便性の高いサービスの提供が可能になる。行政は基本的にバス運行に関わる欠損の負担や,関係機関との調整を行う。運行は事業者が担うことが望ましい。事業者の既存資源の活用により効率的な運行を可能とし,乗務員の二種免許保有による安全性の担保面からも効果的なことを理由とする。運営は,NPO法人が中心となり住民の代表として利用者の要望を常に把握し,サービスの改善を図りながら担うことが望ましいが,市町村,事業者,学識者などと常に情報の共有を行いながら,運営を行うことが重要である。

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参考文献 (9)*注記

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