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- 野口 俊邦
- 信州大学農学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of National Forest Management and its Environmental Problems in the Postwar Period(Papers of the Symposium in April, 1996)
- 戦後国有林野事業の展開と環境問題
- センゴ コクユウ リンヤ ジギョウ ノ テンカイ ト カンキョウ モンダイ
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説明
戦後国有林野事業は,企業性・経済性,公共性,独占奉仕の3側面をもちつつも,独占と官僚の私物化によって独占奉仕の面が突出し,「改善計画」の下で国有林野事業は解体の危機にさらされている。環境問題としても,高度成長期における森林資源の「収奪的利用」,低成長期の資源の「放棄的利用」,構造調整期の「寄生的利用」の中でますます悪化し,森林被害額だけでも巨額にたっしている。林野庁により2度にわたって試算された「財政再建」の長期見通しは,累積債務の解消策を講し得ないだけでなく,林野・土地の膨大な売払い,リゾート開発等民間資金の導入,受益者負担の強要などが盛り込まれ,「1万人規模」と相まって到底許容できるものではない。公企業としての公共性を発揮させるには,「改善計画」路線からの抜本的転換が必要であるが,その変革のエネルギーとして,営林署所在市町村議会の運動が生まれていることが注目される。
収録刊行物
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- 林業経済研究
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林業経済研究 1996 (129), 9-14, 1996
林業経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680293901056
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- NII論文ID
- 110007369155
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- NII書誌ID
- AN00330523
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- ISSN
- 24242454
- 02851598
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- NDL書誌ID
- 3937571
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可