コンジョイント分析による森林ゾーニング政策の評価

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  • Environmental Valuation for the Forest Zoning: A Conjoint Analysis Study
  • コンジョイント ブンセキ ニ ヨル シンリン ゾーニング セイサク ノ ヒョウカ

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抄録

森林には,木材生産,水源保全,レクリエーション,生態系保全などの様々な役割が求められるが,これらの機能を発揮するためには森林のゾーニング政策の導入が重要である。そこで,市民の森林に対する要求を評価することで森林ゾーニングの効果を計測した。神奈川県民を対象に神奈川県内の森林ゾーニングの代替案を示し,それらの好ましさをたずねた。調査結果をもとにコンジョイント分析による推計を行い,水源保全,生活環境保全,レクリエーション,生態系保全の各機能別に経済価値を評価したところ,生態系保全の環境価値が最も高いという結果が得られた。この評価結果をもとに,森林ゾーニング政策の意義と課題,そして森林環境税と森林ゾーニング政策との関係について検討する。

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