秋谷海岸礫養浜の経過とその評価

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タイトル別名
  • EVALUATION OF GRAVEL NOURISHMENT AT AKIYA COAST, KANAGAWA PREFECTURE
  • シュウダニ カイガンレキヨウハマ ノ ケイカ ト ソノ ヒョウカ

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抄録

神奈川県三浦半島の相模湾岸に位置する秋谷海岸では,平成10年代から海岸侵食が顕在化したために,平成19年から8年間にわたって92,600m3の中央粒径15mmの礫を用いた養浜を行った.礫養浜工法の選択は,4年間に及ぶ地元での合意形成会議の議論に基づいて行われている.礫養浜の進行に伴い,地形,底質,生物の各項目について,モニタリングを行っている.モニタリング結果を用いて合意形成会議において順応的な管理方法について話し合いを行い,部分的な手直しを行ってきた.8年を経て,礫浜は岸沖方向には安定しているが,沿岸方向には礫の分布が広がりつつあり,両端部での礫移動の管理方法が課題となっている.

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