礫と砂の含有率が異なる海浜の2次元波浪応答実験

  • 小林 昭男
    日本大学 理工学部海洋建築工学科
  • 宇多 高明
    一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究室兼日本大学理工学部海洋建築工学科
  • 野志 保仁
    日本大学 理工学部海洋建築工学科
  • 吉野 貴之
    日本大学大学院理工学研究科海洋建築工学専攻
  • 三上 康光
    日本大学大学院理工学研究科海洋建築工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • TWO-DIMENSIONAL WAVE FLUME EXPERIMENT ON CHANGES IN LONGITUDINAL PROFILE OF BEACH COMPOSED OF MATERIAL WITH DIFFERENT CONTENTS OF GRAVEL AND SAND
  • レキ ト スナ ノ ガンユウリツ ガ コトナル カイヒン ノ 2ジゲン ハロウ オウトウ ジッケン

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抄録

礫と砂の含有率の相違が海浜縦断形変化にもたらす効果を二次元移動床水路実験によって調べた.礫を用いて勾配1/5の模型海浜を造り,規則波を作用させた場合,岸向き漂砂が卓越しバームが形成された.これに対し,礫に堆積比で25%の砂を混ぜた条件では,沖向き漂砂が卓越し前浜が削り取られた.このように25%の砂を加えると礫浜の安定性が損なわれるという結果が得られた.

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