波浪の履歴特性を取り入れた直立護岸の被災発生予測に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • DISASTER PREDICTION FOR UPRIGHT SEAWALL USING CHARRACTERISTICS OF WAVE HISTORY
  • ハロウ ノ リレキ トクセイ オ トリイレタ チョクリツ ゴガン ノ ヒサイ ハッセイ ヨソク ニ カンスル ケンキュウ

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説明

本研究では,繰り返しの暴浪の来襲で海岸構造物が経年的に設計強度を失う可能性に着目し,来襲波浪の履歴を考慮して海岸構造物の被災発生の予測を試みた著者らの前報に続き,波浪履歴を考慮する期間をさらに長期間とした場合の被災発生指標の導出を試みた.この際,前報では考慮していなかった潮位変動データを取り込み,NOWPHASの波浪データから暴浪をモデル化した場合,さらに,2時間毎の波浪データを直接用いた場合を対象に被災発生指標の推定を試みている.<br> 解析の結果,波浪データとして2時間毎のNOWPHASの波浪データを直接使用し,潮位変動を考慮した越波流量を用いた場合,3年間の波浪履歴を考慮することで直立堤の被災発生指標を推定できる事が明らかになった.

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