書誌事項
- タイトル別名
-
- SHORELINE POSITIONS AND BOTTOM PROFILES RETRIEVED FROM SYNTHETIC APERTURE RADAR
- ゴウセイ カイコウ レーダ ニ ヨル カイガン チケイ ジョウホウ ノ チュウシュツ
この論文をさがす
説明
合成開口レーダ(SAR)は全天候型のリモートセンシング手法で,海岸工学分野においてもその観測データの活用が進んでいる.SARはマイクロ波を地表に向けて射出し,その後方散乱を計測するレーダである.この際に様々な観測パラメータを設定できること,対象物の散乱特性が多様であること等により,SARで取得されるシーンは,直感的に理解が可能な可視光観測のシーンに比べ,判読,解析等が難しいと指摘されることが多い.本研究ではSARが取得したシーンを分析し,汀線位置の検出精度の検証,波浪の伝播に伴う波数と水深分布の推定,観測パラメータによるシーン取得状況の分析等を行い,SARによる海岸地形情報抽出の可能性について議論する.
収録刊行物
-
- 土木学会論文集B2(海岸工学)
-
土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_1735-I_1740, 2016
公益社団法人 土木学会