指宿港海岸における再養浜後の養浜砂流出防止工の効果

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タイトル別名
  • THE EFFECTS OF A COUNTERMEASURE WORK AGAINST COASTAL EROSION AFTER ADDITIONAL NOURISUMENT IN IBUSUKI COAST
  • イブスキコウ カイガン ニ オケル サイヨウハマ ゴ ノ ヨウハマ サ リュウシュツ ボウシコウ ノ コウカ

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抄録

砂蒸し温泉で親しまれる指宿港海岸の砂浜は,環境,観光資源として,また防災面においても重要な役割を担うが,近年の海岸侵食によりその機能喪失が危ぶまれている.これを受け,指宿港海岸では,養浜工に加えて補助突堤と歪み砂れんマット(DRIM)による漂砂制御を用いた面的な防護工法が適用された.養浜は2009年と2011年に行われ,毎年平面地形モニタリングが行われてきた.本研究は,2010年から2015年までのデータを用いて,南部湯ノ浜地区海岸の変形状況および養浜砂流出防止工の効果を明らかにすることを目的とした.地形変化量と地形データのトレンド計算および経験的固有関数法を用いた海浜変形の評価を行ったところ,養浜砂流出防止工が有効に機能していることが確認された.

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