サウジアラビア:「レンティア国家型資本主義」についての一考察

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  • サウジアラビア : 「 レンティア コッカガタ シホン シュギ 」 ニ ツイテ ノ イチ コウサツ

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説明

レンティア国家では地代の配分機能のため,経済活動への政府の関与が大きくなり,民間部門の成長が進展しない傾向がある.人口増加や石油収入などレンティア国家システムを維持するための課題は多い.しかし,レントの配分を中心とするレンティア国家概念は,その配分システムそのものがサウジアラビアの経済システムであり,サウジアラビア王室は自らの正当性の側面からも何としても継続させたいシステムである.

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