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- Inoue Seijiro
- 株式会社須賀製作所技術部
Bibliographic Information
- Other Title
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- 撚糸機におけるラージパツケージ
- ヨリイトキ ニ オケル ラージパッケージ
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Abstract
研究目的撚糸機をアツプツキスタとダウンツヰスタに2分して、アツプツヰスタでは1.伊太利式撚糸機のラージパツケージの可能性研究。2.高性能新型ラージパツケージ・アツプツキスタ。3.二重撚多重撚錘のラージパツケージに利用研究。ダウンツヰスタとしては1.リングとトラベラの相対円周速度と摩擦の研究。2.回転可能リングをラージパッケージに応用の研究。研究結果アツプツキスタのラージパツケージについて1.伊太利式撚糸機のボビンリフトは準備機を少しく改造すれば103mmまで大きく出来、約50%パツケージが増える。ボビンのバランスが充分に採ってあれば振れの心配は無い。2.新製作のラージパツケージ・アツプツキスタは8oz~2lbsのパツケージで最高11,000r.p.m.可能である。捲上り形賦は直ちに市販に適し、仕上捲糸工程の省略が出来、二段式で上段巻取ボビンの最高1.5mで女子工員も楽に操作出来る。3.二重撚又は多重撚錘は錘の1回転に付、二或はそれ以上の撚が掛かるからラージパツケージに応用すれば普通の場合より錘回転を落しても生産量は上げられる。ダウンツキスタめラージパツケージについて1.現在普通実用されているリング撚糸機のトラベラの円周速度はリングの大小に拘らず大体60ft/sec附近である。こればトラベラとリングの摩擦で制限される範囲で、スピンドルはなお回転を均げられる。2.回転可能リングを応用すればトラベラとリング間の摩擦が減る故スピンドルの回転数を上げられ、51/2"リングの場合スピンドルを5,000r.p.m.に廻して従来の2倍の生産量を得ることが出来、附属のブレーキの作用で普通のトラベラとリングの場合と同じ操作で撚糸出来・消耗品の節約、工費の半減、製品の清淨が望める
Journal
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- Journal of the Textile Machinary Society
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Journal of the Textile Machinary Society 4 (10), 585-591, 1951
The Textile Machinery Society of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680300879616
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- NII Article ID
- 130001596679
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- NII Book ID
- AN00131673
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- ISSN
- 0285905X
- 18838715
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- NDL BIB ID
- 9955991
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed