リング精紡機の自動調速運轉について
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- 土屋 善吉
- 東洋電機製造株式会社
書誌事項
- タイトル別名
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- Automatic Speed Control For Ring Spinning Frame
抄録
研究目的リング精紡機の精紡中の糸にかゝる張力を測定し、自動調速器附三相分卷整流子電動機により調速運転を行い、現用の定速運転の時と同一糸切れ回数で所要時間を短縮し糸質を向上することを目的とした。研究結果磁歪式張力計により糸の張力を測定し定速運転時の張力の変化を明かにした。即ち、捲き初め極く短時間張力は最大で最小値の2~3倍に達する。又リングレールの上下に伴う張力の差異も工程30~40%では約30%になる。自動調速器によれば全工程の張力を一定に出来る。定速運転時の最大の張力値で一定張力となるように自動調速運転を行えば所要時間は理論的には40%近く減少出来る筈であるが実験精紡機が古く高速で振動が大きいため、逆に所要時間を同一にして糸切れの回数を比較し、スピンドル回転数12,500r.p.m.の定速運転時の方が15%程度糸切れが多いことを知り得た。回転数が高くなればこの差異は更に大きくなると思う。
収録刊行物
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- 繊維機械學會誌
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繊維機械學會誌 5 (5), 282-289, 1952
社団法人 日本繊維機械学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680300916352
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- NII論文ID
- 130001596112
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- ISSN
- 18838715
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可