γ-アミノ酪酸を蓄積させた新香味茶(ギャバ金太郎)の内容成分について

書誌事項

タイトル別名
  • Contents of Neo-flavored Tea (GABA Kintaro) Containing γ-Aminobutyric Acid
  • ガンマ アミノラクサン オ チクセキ サセタ シン コウミチャ ギャバキン タロウ ノ ナイヨウ セイブン ニ ツイテ
  • Contents of Neo-flavored Tea (GABA Kintaro) Containing ^|^gamma;-Aminobutyric Acid

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説明

γ-アミノ酪酸(GABA)を多く含んだ新香味茶であるギャバ金太郎について,その機能性成分や安全性に関する成分の分析を行った。<BR>その結果,GABA含有量は,撹拌・赤外線照射10分以降では,ギャバロン茶の基準である1.5mg/g以上で推移した。<BR>撹拌•赤外線照射により,カテキン類は減少する傾向を示し,テアフラビン類は増加する傾向にあった。50分後の含有量は,カテキン類及びテアフラビン類ともに紅茶とほぼ同程度であった。<BR>カフェイン含有量は,撹拌•赤外線照射により減少する傾向にあった。<BR>フェオフォルバイドaは,撹拌•赤外線照射により増加する傾向にあった。<BR>以上のことから, ギャバ金太郎には,GABA及びテアフラビン類が多く含まれているが,カテキン類の含有量は僅かであることが明らかとなった。また,フェオフォルバイドaの含有量は,クロレラで設定されている基準値以下であることが判明した。

収録刊行物

  • 茶業研究報告

    茶業研究報告 2010 (109), 109_23-109_30, 2010

    日本茶業学会

参考文献 (2)*注記

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