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- 野田 敏宏
- 十仁薬局 健康食品情報研究会 旭川医科大学病院薬剤部
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- 新敷 祐士
- 水島薬局3・10店
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- 安西 恵子
- 健康食品情報研究会 まろんグループ
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- 川崎 啓子
- まろんグループ
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- 栗原 智仁
- 健康食品情報研究会 まろんグループ
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- 高市 和之
- 健康食品情報研究会 二十四軒薬局
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- 髙野 紀子
- (株)ツルハ
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- 中村 峰夫
- 健康食品情報研究会 中村薬局
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- 西野 健三
- ひまわり薬局
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- 山田 和也
- 東明調剤薬局
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- 平井 みどり
- 神戸大学医学部附属病院
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- 田崎 嘉一
- 旭川医科大学病院薬剤部
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- 松原 和夫
- 旭川医科大学病院薬剤部
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- 吉山 友二
- 健康食品情報研究会 北里大学薬学部
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- 井関 健
- 健康食品情報研究会 北海道大学大学院薬学研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- The large gap between customer expectations and actual explanations of supplements by pharmacists
- ヤクザイシ ニ ヨル サプリメント セツメイ ニ オケル ライキョク カンジャ ノ キタイ ト セツメイ ジッタイ ト ノ アイダ ノ オオキナ ギャップ
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説明
要 旨<br>目的 : 本研究ではサプリメント類の利用に関して来局患者および薬剤師両者の意識および実態を明らかにすることにより, サプリメント類利用における薬剤師の関わり方を検討した. <br>方法 : 東京都・北海道内の14保険薬局にて来局患者1,253人を対象に, サプリメント類に関するアンケート調査を来局時に実施した. また, 薬剤師289人に対してサプリメント類に関する意識および情報収集の実態について, 保険薬局および北海道薬学大会 (2011年・札幌) においてアンケート調査を実施した. <br>結果 : 来局患者からの回答数1,253人のうち, 約50%は薬剤師にサプリメント類の安全性や効果についての情報提供を望んでいるものの, 実際には薬剤師が来局患者の疑問に答えている例は7.3%にしかすぎないことが明らかとなった. <br> 一方で, 回答を得られた薬剤師289人のうち67.5%の薬剤師は自身がサプリメント類の情報提供者として来局患者に期待されていると認識しているものの, サプリメント類の情報収集に積極的に取り組んでいる薬剤師は約30%であり, さらにその情報内容もインターネット上の情報に頼っていることが示された. <br>結論 : サプリメント類の説明に対する患者の期待と薬剤師による説明の実態には, 大きな隔たりがあることが分かった. 来局患者の期待に応えるためにも, 薬剤師はサプリメント類に対し科学的根拠に基づく理解を深め, 医薬品との関連を含めた統合管理の必要性が求められる.
収録刊行物
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- 日本プライマリ・ケア連合学会誌
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日本プライマリ・ケア連合学会誌 36 (2), 93-98, 2013
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680319199616
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- NII論文ID
- 130003379414
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- NII書誌ID
- AA12479442
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- ISSN
- 21872791
- 21852928
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- NDL書誌ID
- 024755106
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可