ダイバージョナルセラピーの紹介と実践者への調査 : チームアプローチの有効性の視点から

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タイトル別名
  • An introduction of diversional therapy and investigation to the practitioner : from a viewpoint of the effectiveness of the team approach
  • ダイバージョナルセラピー ノ ショウカイ ト ジッセンシャ エ ノ チョウサ チームアプローチ ノ ユウコウセイ ノ シテン カラ

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説明

オーストラリアでは、社会福祉施設においてダイバージョナルセラピーを導入することが増えつつある。そのダイバージョナルセラピーについて、ダイバージョナルセラピーワーカーへのインタビューから、ダイバージョナルセラピーの活動の一つであるソナスセッションを日本の高齢者施設で導入することの有効性について調査した。ダイバージョナルラピーの特徴は、まず利用者が楽しむということ、さらに関わるスタッフも共に楽しむというスタイルであった。これは、与える側と受ける側の展開という日本の福祉思想とは別の角度からのアプローチである。単なる楽しみやレジャーとは異なり、ソナスセッションはプログラム内容としても完全な活動であった。Assessment(事前調査) Planning(調査に基づく計画・設計)Implementation(計画に基づく実施)Evaluation(事後評価)へとプロセスを踏み内容の検証を行っていた。さらに、ソナスセッションを行うことを通じて、職員間の協調性や仕事への有効に活用できることが示唆された。

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