鋼及び合成ハイブリッド桁の設計と適用性に関する考察

  • 長井 正嗣
    長岡技術科学大学 環境・建設系
  • 宮下 剛
    長岡技術科学大学 産学融合トップランナー養成センター
  • 劉 翠平
    長岡技術科学大学 産学融合トップランナー養成センター
  • 稲葉 尚文
    中日本高速道路(株)金沢支社 福井保全・サービスセンター
  • 本間 淳史
    東日本高速道路(株)関東支社 さいたま工事事務所

書誌事項

タイトル別名
  • DESIGN AND APPLICABILITY OF STEEL AND STEEL-CONCRETE PLATE GIRDER BRIDGES WITH HYBRID SECTION

説明

我が国において,桁のウェブに相対的に低強度の鋼材を用いる鋼および合成ハイブリッド桁橋の建設は一般的ではない.この背景を,我が国の道路橋示方書に準じて設計が可能となるか,あるいは新たな設計法への移行が欠かせないか,という観点からの考察,あわせてこのタイプの橋の経済的有意性,適用性についての考察を加えて明らかにする.検討結果より,実際の適用にあたり,競争的な設計を行うには限界状態設計法への移行が欠かせないことを示す.また,本論文で設定する性能照査法をベースとしてハイブリッド桁の有用性を示すとともに,更なる検討課題も明らかにする.ハイブリッド桁の設計にあたり議論となるせん断強度評価法についての検討もあわせて行い,ハイブリッド桁の曲げ強度,せん断強度および曲げとせん断の相関強度の評価方法を提案する.

収録刊行物

参考文献 (7)*注記

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