書誌事項
- タイトル別名
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- A STUDY ON THE FUNCTIONS OF SEISMIC DEVICES IN ISOLATION SEISMIC CONTROLLED SLIDE SYSTEM
説明
免制震すべりシステム(Isolation Seismic Controlled Slide System : ICSS)とは,橋台間に挟まれた落橋しにくい一連の多径間連続桁橋にすべり支承を設置して上下部構造をアイソレーションさせることにより,温度変化等に起因する不静定力を極めて小さくし,特定区間の下部構造に設置した免震支承および制震ダンパーにより地震時の挙動を制御するシステムである.本論文では,免制震すべりシステムを用いた橋の耐震性能における支承部デバイスの役割を確認するため,橋長約1,200mの長多径間連続桁橋(鋼18径間連続曲線橋)を対象に動的解析を行った.この結果より,各デバイスの応答を整理・分析し,免震支承の積層ゴム部分を除くデバイスは大きな減衰性能を有していること,および地震波や入力条件の影響を受けにくい安定した地震時挙動を示すことを明らかにした.
収録刊行物
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- 土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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土木学会論文集A1(構造・地震工学) 68 (4), I_683-I_696, 2012
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680326673920
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- NII論文ID
- 130004556846
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- ISSN
- 21854653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可