植物から見た国後島の自然

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タイトル別名
  • Botanical obsevations on the nature of Kunashir Island, the South Kurile
  • ショクブツ カラ ミタ クナシリトウ ノ シゼン

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抄録

1999年に調査した南千島・国後島の3地域, 北部の爺爺岳(ちゃちゃだけ), 中部ストルプチャートゥイ(材木岩)付近および中部メンデレーエフ火山(羅臼山, 標高856m)の植生について概説した。国後島の植生は, 北海道のものとよく類似するが, ほとんど, あるがままの自然植生となる特色がある。調査結果を踏まえ, 国後島の植物的自然は非常に高い価値を持ち, 将来にわたって厳重な保護が続けられるべきという意見を述べた。

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