個別要素法による原子力発電所周辺の地震起因性斜面崩落挙動のモデル化と適用性

書誌事項

タイトル別名
  • A METHOD TO ASSESS COLLISION HAZARD OF FALLING ROCK DUE TO SLOPE COLLAPSE APPLICATION OF DEM ON MODELING OF EARTHQUAKE TRIGGERERED SLOPE FAILUARE FOR NUCLEAR POWER PLANTS.

説明

想定を超える地震動が作用し斜面が崩壊した場合の原子力施設へのリスク評価が急務となっている.具体的には,斜面崩壊による岩塊や落石がどこまで到達するか,さらに構造物等へ与える影響の大きさを評価する必要がある.そのような予測には,個別要素法のような離散系数値解析手法を用いることが有利である.本研究では,個々の落石挙動を正確に予測することを目的とするのではなく,その平均的な到達距離およびばらつきを推定するための個別要素法によるモデル化を提案する.提案したモデルを用いて,実験の再現解析を行いその適用性を検証する.次にパラメトリックスタディを行い,重要な解析パラメータの感度を調べる.最後に,手法の妥当性について評価するとともに,本手法の課題および適用範囲についてまとめる.

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参考文献 (1)*注記

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