書誌事項
- タイトル別名
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- STUDY ON RESIDUAL HORIZONTAL DISPLACEMENT TO A BREAKWATER BY THE COMPOUND OF EARTHQUAKE AND OVERFLOW TSUNAMI
説明
東北地方太平洋沖地震津波においては,地震と津波によって,多くの防護施設が被災した.その原因の多くは,津波越流時によるものと推定されている.一方で,地震の発生後には,数多くの余震が発生している.津波来襲時の構造物の被災に余震が影響していた可能性がある.そこで,津波と地震の重畳が構造物の被災に及ぼす影響を明らかにするため,地震と津波を同時に作用させる大型水理模型実験を実施した.その実験結果の時刻歴データを詳細に検討し,地震と津波の重畳時における防波堤への影響と残留水平変位の関係について検討した.その結果,地震と越流津波の複合作用時においては,加速度の低減効果や水平変位の増大傾向があることを明らかにした.
収録刊行物
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- 土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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土木学会論文集A1(構造・地震工学) 73 (4), I_479-I_486, 2017
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680327568640
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- NII論文ID
- 130006088664
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- ISSN
- 21854653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可