書誌事項
- タイトル別名
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- REINFORCING REVETMENT USING DREDGED SOIL AND CONVERTER SLAG AND CREATING RECLAIMED SHALLOW PLACE
説明
護岸補強と細粒分が多く軟弱な浚渫土の有効利用として,既設護岸の前面に,浚渫土と転炉系製鋼スラグの混合土(カルシア改質土)を中詰材とした人工浅場造成を行った.事前検討として,波浪条件から人工浅場の断面構造を策定して,カルシア改質土の必要強度の設計を行い,配合試験からカルシア改質土の配合条件を決定した.次に,人工浅場による護岸の補強効果を把握するため,L2地震動での耐震解析を行い,耐震性が向上することを確認した.さらに,浅場造成による護岸の越波影響が懸念されたため,越波解析を行い,既設護岸よりも越波流量が低減することを明らかにした.本研究では,事前検討内容と施工時に行ったカルシア改質土の品質試験結果,および施工前後,施工中の水質モニタリング調査結果について述べる.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 71 (2), I_814-I_819, 2015
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680329228160
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- NII論文ID
- 130005097483
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可