書誌事項
- タイトル別名
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- EXPERIMENTAL STUDY ON THE HABITABLE SEAWALL FOR FISH IN URBAN CANAL AREA
説明
都市部運河域は直立護岸に囲まれた半閉鎖性水域で,底層が貧酸素となる水域が多い.一方で,運河域は静穏な汽水域環境として,魚類にとって重要な稚魚の成育場や再生産の場として機能する可能性がある.そこで,運河における魚類を対象とした生物共生護岸の効果を明らかにするために,尼崎運河で試験を実施した.直立護岸前面の表層と底層に簡易的な魚類の生息場を設置し,魚類の出現状況を毎月調査した.その結果,底層が貧酸素となる期間は,表層に海水魚の幼魚や底生魚も含めた魚類が出現し,底層は無生物状態だった.貧酸素が解消されると,底層で多くの魚類が出現した.魚類を対象とした生物共生護岸は,夏季の貧酸素時の避難場所として機能し,簡易的な構造でも海水魚や河口魚の生息場として機能することが明らかとなった.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_845-I_850, 2017
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680329673344
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- NII論文ID
- 130005995548
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- ISSN
- 21854688
- http://id.crossref.org/issn/21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可