書誌事項
- タイトル別名
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- STUDY ON VISCOSITY CHANGE DUE TO SUSPENDED SEDIMENT AND ITS INFLUENCE ON FLOW FIELD UNDER UNIFORM FLOW AND TSUNAMI
説明
浮遊砂を含んだ水の粘性係数の測定を行い評価式に含まれるパラメータの同定を行うとともに,その評価式を組み込んだ数値計算モデルを用いて一様流と津波による流動場に与える浮遊砂の影響を考究した.その結果,浮遊砂濃度とせん断応力が与えられれば評価式から粘性係数が推定できることを示した.一様流を対象とした数値解析より,浮遊砂による粘性係数の変化を考慮することでwakeの流速が増大する既往の研究と対応する結果が得られることを確認した.津波を対象とした数値解析より,浮遊砂の影響の考慮の有無で流動場が変化することが判明した.また,準定常的な持続波圧で最大津波力が生じる場合には,浮遊砂による密度と粘性係数をともに考慮することで最大津波力が増加する現象が確認でき,このことから浮遊砂の影響を考慮することの重要性を示した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_163-I_168, 2016
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680329799424
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- NII論文ID
- 130005263219
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可