書誌事項
- タイトル別名
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- TIDAL FLUCTUATION OF SALINITY AND DISTRIBUTION OF DOMINANT FISH SPECIES IN UDARA RIVER ESTUARY, AMITORI BAY, IRIOMOTE ISLAND.
抄録
西表島網取湾ウダラ川汽水域において,潮汐に伴う塩分,水温,濁度,および優占魚類3種(リボンスズメダイNeopomacentrus taeniurus,アマミイシモチFibramia amboinensis,およびオオクチユゴイKuhlia rupestris)の分布の変化を調べた.汽水種のリボンスズメダイは,満潮時には塩分26-34‰となる汽水域下流と中流の様々な水深に分布したが,干潮時には塩分29‰となる底層(水深50cm以下)に分布した.一方,汽水種のアマミイシモチおよび降河回遊種のオオクチユゴイの分布は,潮汐に伴って変化せず,アマミイシモチは塩分が19-32‰の範囲で変動する中流に,オオクチユゴイは塩分が常に3‰以下の上流にそれぞれ分布した.これにより,熱帯汽水域では好適な塩分環境を適時選択する種や,ある範囲の塩分耐性を持つことで狭い範囲に生息する種など,環境変化に対する応答が魚種間で異なることが明らかになった.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_1087-I_1092, 2016
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680329808640
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- NII論文ID
- 130005263225
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可