一宮海岸が良好なサーフスポットとして成立している理由

DOI
  • 野志 保仁
    (有)アイコムネット 環境コンサルティング部
  • 宇多 高明
    (一般財団)土木研究センターなぎさ総合研究室 兼 日本大学理工学部海洋建築工学科
  • 清水 達也
    (有)アイコムネット 環境コンサルティング部
  • 熊田 貴之
    (一般財団)土木研究センターなぎさ総合研究室
  • 冨澤 和雄
    千葉県県土整備部長生土木事務所建設課
  • 川瀬 栄
    千葉県県土整備部長生土木事務所建設課
  • 下木 豪
    千葉県県土整備部長生土木事務所建設課

書誌事項

タイトル別名
  • REASON FOR ESTABLISHMENT OF ICHINOMIYA COAST AS A SURF SPOT

抄録

九十九里浜南端部に位置する一宮海岸は有名なサーフスポットのひとつである.とくに一宮海岸に設置されている7~10号ヘッドランド間では,夏季の南東からの入射条件下でサーフィンに都合のよい波が立つと言われている.本研究では,太東崎沖に発達する広大な岩礁帯(器械根)による屈折回折効果を波浪場の計算により検討することにより,当該区域のサーフスポットの成立理由を明らかにした.この結果,夏季には,沖合にある器械根による屈折・回折が著しいことから,一宮川河口から太東漁港までの全域でサーフィンに都合のよい波が立つことが分かった.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680331056256
  • NII論文ID
    130004961473
  • DOI
    10.2208/jscejoe.68.i_1209
  • ISSN
    21854688
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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