排水性舗装におけるポットホール発生リスクに関する定量分析

書誌事項

タイトル別名
  • QUANTITATIVE ANALYSIS FOR RISKS OF POTHOLE OCCURRENCES IN POROUS ASPHALT PAVEMENT
  • ハイスイセイ ホソウ ニ オケル ポットホール ハッセイ リスク ニ カンスル テイリョウ ブンセキ

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説明

排水性舗装の損傷進行の把握を目的とし,四国地方の高速道路で高精度な路面性状車両により取得した定期測定データを分析した結果,局所的な沈下領域が発現すると短期間でひび割れ発生からポットホールへ進展する事象を確認した.この様な損傷は従来の評価(ひび割れ、わだち掘れ、平坦性)指標や調査頻度では早期発見が難しい.本研究は,生存時間解析を適用することで,排水性舗装に発現するポットホール発生リスクを増大させる劣化因子を特定し,劣化因子毎に分類した生存曲線を活用することで,ポットホール発生リスクの定量化を可能とした.本分析結果は,排水性舗装を延命化させる補修計画策定の基礎資料となり,分析結果に基づく定量評価フローを提案することで,ポットホール発生リスクの低減を図るものである.

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