長野市内在住の外国人と日本人の河川水害に対する意識構造に関するアンケート調査

書誌事項

タイトル別名
  • A QUESTIONNAIRE SURVEY CONCERNING THE AWARENESS TO RIVER FLOODS FOR FOREIGNERS AND JAPANESE LIVING IN NAGANO CITY

説明

災害時要援護者の一つである「外国人居住者(以下,外国人)」の防災意識の現状を把握することを目的として,長野市内において,河川水害に対する意識アンケートを実施した.ここでは,比較のために,日本人にも同様のアンケートを行い,外国人と日本人の水害に対する意識構造の違いを明らかにした.得られた結果は,以下の通りである.1) 水害に対する意識の高さは,外国人と日本人の間ではほとんど差がみられなかった.2) 外国人は日本人と比べて,水害に備えておこうという意識(自助意識)は高かったが,身の回りで洪水が発生する可能性に対する意識が低かった.3) 国籍別にみると,中国人の意識が他の国の人と比べて低かった.

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被引用文献 (1)*注記

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