擬似ランチャー浄化方式の室内実験と数値解析による有効性の検討

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY OF EFFECTIVENESS OF IN-SITU REMEDIATION USING LAUNCHER-TYPED WELL BY LABORATORY EXPERIMENT AND NUMERICAL ANALYSIS

抄録

著者らは垂直2セルに分割した単一井戸で土壌・地下水汚染域の洗浄と回収を同時に行うランチャー型井戸の実用化に取り組んでいるが1), 2),2本の井戸による擬似ランチャー方式も提案してきた.本論文では擬似ランチャー方式の有効性を示すことを主眼とし,そのため必要な数値解析コードを用いて,擬似ランチャー浄化の基本となる井戸配置方針の明確化を目的とする.著者らは1次元カラム実験を行い,数値解析に必要なパラメータを同定すると共に,数値解の改善および妥当性を検討した.次いで,室内擬似ランチャー縮小モデル実験によって,汚染域に物理的な損傷を与えずに汚染物質を洗い出すことの有効性を確認し,原位置での浄化機能を高めるための基本的井戸設置形態を3次元数値解析で検討し,擬似ランチャー浄化法井戸配置の基本方針を明らかにした.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680331482112
  • NII論文ID
    130004560262
  • DOI
    10.2208/jscejer.68.114
  • BIBCODE
    2012JSCER..68..114W
  • ISSN
    21856648
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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