既設トンネル覆工の変状原因推定手法に関する検討

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY OF METHODS TO INFER THE CAUSE OF DEFECT IN THE LINING OF EXISTING TUNNELS

説明

トンネル覆工の変状原因としては,トンネルの外部から作用する力(以下,「外力」という.)等による外因と,材料や施工等による内因があるが,原因別によるひびわれの特徴については,不明瞭なところが多い.そこで本研究では,東日本,中日本,西日本高速道路株式会社(以下,「NEXCO」という.)が管理する道路トンネル覆工のひびわれ展開図から,ひびわれ指数(以下,「TCI(Tunnel-Lining Crack Index)」という.)を用いて標準的なひびわれを抽出した.これにより,内因と外因のひびわれを定量的に分類できた.また,外因による変状トンネルにて,走行型レーザー計測により断面計測を実施し,ひびわれ形態と断面変形に相関があることを把握した.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

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