中小橋梁を対象としたバスモニタリングシステムの長期実証実験と損傷検知

  • 田中 英哲
    山口大学大学院 理工学研究科環境共生系専攻
  • 宮本 文穂
    山口大学大学院 理工学研究科環境共生系専攻
  • 江本 久雄
    山口大学大学院 理工学研究科環境共生系専攻
  • 矢部 明人
    (株)構造計画研究所 サステナブルソリューション部

書誌事項

タイトル別名
  • LONG TERM APPLICATION OF A BUS MONITORING SYSTEM TO SHORT ANDE MEDIUM SPAN BRIDGES AND DAMAGE DETECTION
  • チュウショウ キョウリョウ オ タイショウ ト シタ バスモニタリング システム ノ チョウキ ジッショウ ジッケン ト ソンショウ ケンチ

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抄録

現在,我が国では高度経済成長期に建設された多くの橋梁が高齢化を迎えており,目視点検や各種センサを用いたモニタリング(Structural Health Monitoring:SHM)といった常時監視を行い,変状を早期発見することが望まれている.しかし,その中でも多くの割合を占めるスパン10m~20mの中小橋梁は,各種コストや技術的課題が指摘されており,簡便で効率的な橋梁モニタリングシステムの開発が必要である.<br> SHMに関する各種問題を解決する手段として公共交通機関である路線バスを用いた新たなモニタリング手法が提案されている.そのシステムを実用化可能なものとするため,中小橋梁を対象とした長期にわたる実証実験の検証を行うと共に,様々な環境(人工的損傷,日本国外)においての実証実験を実施し,検証・考察を行っている.

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